四本哲男・宗八窯

メッセージ

私は陶という素材を、道具としての陶器と、道具としての機能を持たない陶器のふたつで見ています。
ひとつ目は、私の食器を作るためのコンセプトとして、シンプルを軸に、色と模様を描き、空間とのバランスを見ながら極力削りこんで仕上げます。デザインと機能がぶつかった時には、使いやすさを優先した食器を丁寧に作るよう心がけています。
ふたつ目は、感性を形にするというテーマで、このふたつの世界を行ったり来たりしながら、制作活動を続けていけたらと願っています。